横浜観光 その1
その日は昼頃に目を覚ました。
「海に行きたい・・・。」
それが起きてすぐに思い浮かんだ気持ちだ。
少し布団でゴロゴロしたあと準備をし
遅めの出発をした。
遅めと行ってもあらかじめ予定してどこかに行くときと
同じような時間だ。
その日に行くと決めていたとしても
ほとんどの場合起きられないので大した差はない。
電車に乗りしばらくして横須賀中央駅にたどり着いた。
以前、横須賀に聖地巡礼としてきたことがあったが
そのときは変な宗教に勧誘されたりと
とてもそれどころではなかった。
迷いながらもやっと三笠公園に着くとなにやら
騒がしい。どうやら祭りをやっているようだ。
これは好都合だ!と思いウキウキした気持ちで
金魚すくいを探してみたがあるのは食べ物ばかりで
そこまで私の興味を引くものはなかった。
がっかりだ。
仕方なく戦艦?に乗り込み気分の高揚を試みる。
中はなんとういうかまあ、好きな人にとっては
とても立派なものなんだと思う。
そんな感じだ。
ぐるりと一周してみるがみんな二人以上で回っている。
そして目当ての猿島へのフェリーに乗り込んだのだった。
端っこに座ったため途中水しぶきがしょっちゅうかかり
鼻水が出てきた。
ウキウキしている猿がいる島だと思っていた
私の期待は裏切られることになるのだが
それは一時間後の話だ。
無人島と聞いていたので静かで落ち着く場所なんだろう
と思っていたが観光客が多すぎて
全くこれっぽっちも落ち着かなかった。
あとちょくちょくコスプレしてる人をカメラマンが現れる。
確かに幻想的な背景だけど・・・まあいいか。
ここから先の写真は持病のせいで
腕が疼いてぼけてるのばかりだ。
許してやってくれ。
このトンネルなんかは夜に来たらきっとすごく
雰囲気が出て怖いんだろう。
だが残念ながらここは17:00には追い出されてしまう。
寒いと思い厚着してきたのがたたって
汗が止まらなかった。
聖なる原石
島を一周すると急いで涼みに砂浜へ駆け出した。
しばらく海で足だけ浸かっていると
なぜだか体が震えだしてきた。
さては何かヤバいやつに憑かれたか?
そいつを浄化するためにも私はさらに
潮水に足をつけ続けた。
海はいい、穢れた心も綺麗に洗ってくれる。
さむっっっ!
体の芯まで冷えてしまった私はことあとすぐに
帰宅して体を温めたが時すでに遅し、
風邪をひいてしまったのだった。
そろそろ背景手抜きはやめよう。
あと冬コミも落ちました。